にんにくに含まれる有用成分

にんにくは古くからスタミナ食として食べられてきた食材で、中華料理や韓国料理、イタリア料理などに使用されるなど世界各国で重宝されています。食事のアクセントや調味料としても欠かせないにんにくですが、古来から食されていたのには理由があったのです。
にんにくは滋養強壮と言われるほど元気の源となる食材で、様々な栄養分がとても豊富に含まれているのです。にんにくを食べた翌日は疲れも飛び、元気に過ごせるという事で夏バテ予防などにも食されています。また様々な健康効果があり、病気から予防してくれる働きもあります。
ここで少し、にんにくに含まれている有用成分とその効能について説明しましょう。

 

・アイリン…にんにくに含まれるアミノ酸で、にんにくを摩り下ろしたり切ったりするとニオイが発生します。

 

・アリシン…とても強い殺菌作用があります。アリシンが胃痛や胃腸炎といった胃の病気を予防する働きがあります。生のにんにくは殺菌作用が強すぎるため、逆に胃を荒らしてしまうおそれがあるので、加熱してから摂取するようにしましょう。

 

・アリチアミン…アリシンとビタミンB1が合わさって発生する物質が「アリチアミン」といいます。ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を促進する働きがあります。しかしその量には限度があり、一度に大量の糖質を代謝することができません。またビタミンは体内に留めておくことができません。そこでにんにくに含まれるアリチアミンはビタミンB1と同様の働きを行います。またアリチアミンはビタミンB1よりも体内に留まることができるので、糖質のエネルギー代謝をより良くします。

 

・スコルジニン…にんにくのあるっ成分と糖分が結合することでできる物質が「スコルジニン」です。スコルジニンには血行を促したり細胞の活性化を促進する働きがあります。そのため体内にとどまった老廃物や毒素の排出をサポートし、肥満防止やコレステロール値の低下、高脂血症などの病気を防ぐことができます。

 

・ゲルマニウム…にんにくに含まれるミネラルの一種です。ゲルマニウムと一言でいっても、有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウムの2つに分けられます。にんにくに含まれるのは有機ゲルマニウムの方が多く、こちらは酸素を全身に廻らせる働きがあり、疲労回復や強壮に効果的です。
有機ゲルマニウムは水溶性なので血中に溶け込む吸収率と体外への排出スピードがとてもスムーズに行われます。そのため安全性の高い成分といえるでしょう。

 

・チルアリルトリスフィド

 

血液の凝固防ぐ血小板凝集抑制作用があるので心筋梗塞や脳卒中などの病気を防ぐことができます。また血液をサラサラにしてくれるので、血行や循環もよくなります。

 

 

にんにくの有用成分による効能

 

・ガン予防…にんにくには身体の自然治癒力を高める効果があり、ガン予防に効果的です。

 

・糖尿病…にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1が結合してできる成分「アリチアミン」には、糖質のエネルギー代謝を促進させる働きがあります。糖尿病は糖質のエネルギー代謝がうまくできなくなりおこる病気なので、にんにくの摂取で糖尿病の予防ができます。

 

・高血圧…血管に溜まった汚れやコレステロール、中性脂肪など血液のドロドロ化によっておこる高血圧。にんにくに含まれるアリシンが、コレステロール値を下げ血管もキレイにしてくれます。

 

・かぜ予防…にんにくには強い殺菌作用と疲労回復効果があります。体が弱って抵抗力が低下した時にかかる風邪は、にんにくで元気な身体にすることで防ぐことができます。

 

 

その他にも抗酸化作用や免疫力強化、抗炎症作用、アンチエイジング、脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞、貧血、肥満、胃痛...などといった様々な病気を予防します。